よくある質問
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がん免疫細胞療法などの癌治療に対する良くあるご質問についてお答えしています。
クリニックについて
- 保険診療はできますか?
- 混合診療が認められていないため、保険診療と自由診療を併せて行うことができません。実施した場合には保険適用ができず、全額自費での負担となってしまいます。
- 入院施設はありますか?
- ありません。当院の治療はすべて通院治療となります。
- 治療費はカードでの支払いは可能ですか?
- VISA,MASTER等がご利用になれます。
- 予約は必要ですか?
- 当院では患者さまをお待たせせず、細胞をベストな状態で投与するために完全予約制で診療を行っております。初診、ご相談で来院される場合は、必ずお電話にてご予約ください。
- 初診、相談時には何を持参したらよいですか?
- 可能な限り、主治医の紹介状をお持ちください。また、画像検査、検体検査等の結果、薬の服用履歴等も併せてお持ちください。
NK細胞療法について
- NK細胞とは何ですか?
- 免疫細胞の一つで、ウイルス感染細胞や癌細胞を殺傷して除去する細胞です。
- NK細胞療法とは何ですか?
- 癌細胞を殺傷する力のあるNK細胞を体外で増殖・活性化させ、それを体内に戻すことにより、抗腫瘍効果を狙った治療法です。
- 採血量はどのくらいですか?
- 40mlの血液を採取します。ただし、初回は登録検査及び免疫検査分として追加で20ml、5回目の採血時には免疫検査分として追加で10ml採取します。
- 治療時間はどのくらいですか?
- 1回の治療は約40分です。生理食塩水に浮遊させたNK細胞を点滴で投与します。
- 抗癌剤との併用は可能ですか?
- 基本的には可能です。ただし、NK細胞療法は抗癌剤の影響を受けるため、投与時期を調整して治療計画を立てる必要があります。
- 副作用はありますか?
- ほとんどありません。ただし頻度は低いものの、一過性の発熱が認められる場合があります。発熱はほとんどの場合、数時間以内におさまります。
- 治療期間はどのくらいですか?
- 2週間に1回の投与で6回投与して1クールとなります。したがって、1クールは約3ヶ月です。
- 再発予防効果はありますか?
- 手術後にも目に見えない癌細胞が残存している場合があり、この残存癌細胞は再発と密接に関係します。NK細胞療法はそれらを根絶し、再発を予防する効果が期待できます。
DC療法について
- 樹状細胞とは何ですか?
- 免疫細胞の一つで、Tリンパ球に癌の目印を伝えて攻撃させる細胞です。攻撃目標を教えられたTリンパ球は、次々と癌細胞を破壊していきます。
- 樹状細胞療法とは何ですか?
- 体外で樹状細胞をつくり、それを体内に戻すことで、体内で癌を攻撃するTリンパ球を増やすことを狙った治療法です。上手く癌を攻撃するTリンパ球を増やすことができれば、効率的かつ効果的な癌細胞の破壊が期待できます。
- 採血時間はどのくらいですか?
- 成分献血などで行われているアフェレーシス採血により、必要な細胞のみ採取します。採取時間は1~2時間です。
- 治療時間はどのくらいですか?
- 1回の治療は数分です。生理食塩水に浮遊させた樹状細胞を皮下(皮内)に投与します。
- 抗癌剤との併用は可能ですか?
- 基本的には可能です。ただし、DC療法は抗癌剤の影響を受けるため、投与時期を調整して治療計画を立てる必要があります。
- 副作用はありますか?
- 注射部位が一次的に赤く腫れてかゆみや痛みを伴うことがあります。また、一過性の発熱を来たすこともあります。
- 治療期間はどのくらいですか?
- 2週間に1回の投与で6回投与して1クールとなります。したがって、1クールは約3ヶ月です。
- 再発予防効果はありますか?
- 手術後にも目に見えない癌細胞が残存している場合があり、この残存癌細胞は再発と密接に関係します。DC療法はそれらを根絶し、再発を予防する効果が期待できます。
CAT療法について
- CATとは何ですか?
- T細胞特有の抗原(CD3抗原)に対する抗体と、IL-2で刺激して活性化させたリンパ球です。CD8陽性の細胞障害性T細胞が主体となります。
- CAT療法とはどのような治療法ですか?
- 癌を殺傷する力のある細胞障害性T細胞を体外で増殖・活性化させ、それを体内に戻すことにより、抗腫瘍効果を狙った治療法です。
- 採血量はどのくらいですか?
- 30mlの血液を採取します。ただし、初回は登録検査及び免疫検査分として追加で20ml、5回目の採血時には免疫検査分として追加で10ml採取します。
- 治療時間はどのくらいですか?
- 1回の治療は約40分です。生理食塩水に浮遊させたリンパ球を点滴で投与します。
- 抗癌剤との併用は可能ですか?
- 基本的には可能です。ただし、CAT療法は抗癌剤の影響を受けるため、投与時期を調整して治療計画を立てる必要があります。
- 副作用はありますか?
- ほとんどありません。ただし頻度は低いものの、一過性の発熱が認められる場合があります。発熱はほとんどの場合、数時間以内におさまります。
- 治療期間はどのくらいですか?
- 2週間に1回の投与で6回投与して1クールとなります。したがって、1クールは約3ヶ月です。
- 再発予防効果はありますか?
- 手術後にも目に見えない癌細胞が残存している場合があり、この残存癌細胞は再発と密接に関係します。CAT療法はそれらを根絶するので、再発を予防する効果が期待できます。